DJI 産業機 実演会

Matrice 4T & Matrice 400

深空 × 赤外線技術 / 点検・測量・獣害対策・防災

4月13日(月)、深空様のご協力のもと、DJI産業機「Matrice 4T」および「Matrice 400」の実演会を開催しました。
今回は特に赤外線(サーマル)カメラの活用にフォーカスを当て、説明会と実機デモをご覧いただきました。

実演会の概要

産業用ドローンは、その飛行性能・搭載カメラ・耐久性において民生機とは一線を画します。
今回ご紹介した Matrice シリーズは、DJI が誇る企業・自治体向けのフラッグシップラインナップ。
点検・測量から獣害対策・防災まで、幅広いフィールドで即戦力となる機体です。

当日は実際に機体を飛行させながら、赤外線カメラによる熱分布の可視化、ズームカメラとの同時撮影、
自動飛行ルートの設定など、現場ですぐに役立つ機能を中心にデモを行いました。

活躍する現場

インフラ点検

橋梁・鉄塔・送電線・太陽光パネルの熱異常や亀裂を非接触で検出

測量・マッピング

高精度 RTK 測位と自動ルート飛行で広大なエリアを短時間に3D化

獣害対策

夜間や早朝でもサーマルカメラで野生動物を即座に発見・追跡

防災・捜索救助

災害現場や山岳での要救助者を熱源として素早くロケート

実演機体のご紹介

Matrice 400

  • ペイロード最大 2.5 kg の大型機
  • 最大飛行時間 48 分(目安)
  • IP55 防塵・防水対応
  • 全方向障害物センサー搭載
  • 大規模測量・重量ペイロードに最適

今回のテーマ:赤外線(サーマル)カメラ

通常の可視光カメラでは見えない「熱」の情報を映像化するのがサーマルカメラです。
肉眼や夜間カメラでは識別困難な温度差を色で可視化し、異常検出や生体探索の精度を飛躍的に向上させます。

🌡️ サーマルカメラでできること

  • 太陽光パネルのホットスポット(発電ロス箇所)の特定
  • 電気設備・変電設備の過熱箇所の早期発見
  • 夜間・悪天候下での人・動物の探索
  • 建物の断熱性能評価・雨漏り調査
  • 森林火災の初期延焼エリアの把握
  • 農地の水分ストレス・病害の早期検出

Matrice シリーズの主な活用方法

🔍 インフラ・設備点検

送電線・風力発電・鉄道沿線・橋梁など、人が立ち入りにくい設備をサーマル+高倍率ズームで安全に点検。
飛行ルートの自動化で定期点検コストを大幅削減。

🗺️ 測量・3Dモデル生成

RTK 搭載機体で cm 単位の高精度測位を実現。
フォトグラメトリや LiDAR と組み合わせ、建設・土木・林業での地形モデル作成に活用。

🐺 獣害・有害鳥獣対策

夕暮れ〜夜間にかけてサーマルで農地を巡回監視。
イノシシ・シカ・クマを検知し、位置情報と映像を管理者にリアルタイム通知。

🚨 防災・緊急対応

土砂崩れ・洪水・山岳遭難などの現場をいち早く空撮。
熱源で要救助者を捜索し、コマンドセンターへ映像を中継。

☀️ 太陽光発電所管理

広大なメガソーラーをサーマルで定期巡回。
故障パネルを自動検出し、メンテナンスレポートを自動生成するワークフローと連携可能。

🌾 精密農業

マルチスペクトルやサーマルで作物の生育状況・水ストレスを面的に把握。
農薬・肥料の適切な散布計画立案に貢献。

まとめ

実演会では参加者の皆様に実機の飛行映像をリアルタイムでご確認いただき、
サーマルカメラの驚くべき識別能力を体験していただけました。
「こんな使い方もできるのか」というご反応を多くいただき、大変好評でした。

Matrice シリーズは、単に「飛ばすドローン」ではなく、
現場課題を解決するためのデータ収集プラットフォームです。
運用目的に合わせた機体選定から導入後のサポートまで、ぜひお気軽にご相談ください。

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